知らないと怖い歯磨き粉のひみつ(2)
フッ素は必要?
いまや市販される歯磨き粉の9割以上に配合され、むし歯や歯周病予防でおなじみのフッ素。
今回は、身近なフッ素配合歯磨き剤について、その選び方と使い方についてご紹介します。
ご存知ですか? 「フッ素の推奨濃度」
フッ素の過剰な摂取は、エナメル質の形成不全である斑状歯や、じん帯や腱、骨などが硬くなる骨硬化症などを引き起こすおそれがあると指摘されています。そのため、大人と子どもではフッ素の推奨濃度が異なります。フッ素濃度は「ppm」という単位が使われます。1ppmは100万分の1%をあらわし、1,000ppmでは0.1%の濃度ということになります。生後6ヶ月頃~6歳未満の「子ども用」は500ppm、6歳〜14歳は1,000ppm、15歳以上で1,000~1,500ppmが推奨されています。
これまで1,000ppmだったフッ素濃度の上限が、2017年から1,500ppmまで引き上げられ、市販品も1,450ppmの製品が発売されるようになりました。
フッ素はチタンの腐食を進めてしまうため、インプラントが入っている方はフッ素入りの歯磨き粉の利用を控えることをお勧めします。
2016年の11月、フッ素研究会より「9,000ppm以上の高濃度フッ素を含有するフッ素塗布剤では著しいチタンの腐食が認められ、pHと溶存酸素濃度が低い口腔内環境では、さらにチタンの腐食が進む」と発表がありました。
9000ppm含まれている歯磨き粉は存在しませんが、濃度が低くても毎日のことですから避ける方がお勧めです。国際的にはドイツ、スウェーデン、オランダはインプラントの有無に関わらず歯磨き粉にフッ素を使用することが禁止されています。
エリスリーケアの特徴
Erythree Careには次のものは含まれておりません。
♠️フッ素
♠️鉱物油由来成分
♠️保存料
♠️パラベン
♠️人工着色料
♠️人工甘味料
♠️合成香料
♠️エタノール
エリスリーケアは強い還元力で虫歯菌の温床となっているバイオフィルムを剥がし、プラークそのものを除去します。さらに、イオンバリアの働きで歯石や歯垢の再付着防止するためフッ素は使っておりません。これだけ強力な製品ですが、身体に入っても安全な天然由来成分のみで作られています。虫歯小さなお子様から妊娠中・授乳中の方・ご年配の方まで、すべての方が安心して使用していただくことができます。
歯磨き粉選びのまとめ
①体にとって不必要な成分が入っていないかチェック
・ラウリル酸ナトリウム
・プロピレングリコール
・リン酸水素ナトリウム
・サッカリン酸ナトリウム
・ケイ素 など
②過度な漂白成分
歯の漂白剤は髪のブリーチと同じ。酸化カルバミドなどは、一次的に歯を白くしますが、色がまだらになったり、逆に色素沈着を起こしやすくなってしまいます。
③粒々入りは選ばない
毎日使う歯磨き粉。
正しい知識から選びましょう。